思い出日記シリーズ:足の爪編第1話「多少覚悟して読め!」の巻02:44
あれは、私が10才ぐらいのころ。
右足の親指が痛くなった。
別にけがをしたわけでもないのに。
足を踏み込むたびに「ズキッ」っと鈍痛が走る。
とりあえず家に帰って看てみる。
・・・・・・スゴイ事になっていた。
足の指の右サイド、
わかりやすく言うならば、足の爪と肉(ヤな言い方だね)の間に
変な吹き出物のようなものができていたのである。
なんとなく、その吹き出物を押してみる。
変な弾力がある・・・・・・あ、割れた。
中からは黄色い膿が・・・・・・・。
あわてて母に相談する。
母は驚いて、私を連れて市の総合病院に連れていった。
外科に行き、ドクターに診察を受ける。
「ふ〜む・・・こりゃ化膿してますね。」
(心の声:見りゃわかるワイ!!)
「この子、巻き爪でしょう?それで足の親指が
親指の肉に食い込んじゃっているんだよ。」
(心の声:ンな背筋が寒くなる解説はいいから早く直して!)
「では手術しますんで、消毒液出しておきますからそれで・・・」
(心の声:・・・え?・・・手術?・・・?)
手術=すっごく痛い
思いっきり逃げ出したかった!!
でも私は恐怖のあまり逃げ出すこともできなかった・・・。
そして3日後、手術が始まった・・・。
つづく