小学生でもできる錬金術20:46

今日は久々に、中古ソフト屋に行った。
この店はほかの店よりも5〜10%ほど安かったので、
昔から、ちょくちょく利用していたのだ。
お目当てはFF9。3000円以下だったら買い。

到着〜。さて、FFは・・・。「6490円」
論外。
やることもなくなったので、とりあえず店内を適当にぶらつく。
と、ショーウィンドの中に変なカードを見つけた。「遊戯王」のカードだ。


遊戯王・・・それはビーマニシリーズに次ぐコナミのドル箱。
同名の漫画内に登場するカードゲーム「デュエルモンスターズ」は、
小学生(と、少年のような心を持った大人たち)に大人気のゲームである。
一部のレアカードが高値で取り引きされているとは聞いていたが・・・
とりあえずお値段を見てみる。

・・・?・・・??・・・???・・・
数字が4ケタ並んでるんですけど?
ほとんどのカードは一枚10円〜200円ってところなのだが、
レアカードになると、「一枚1000円〜5000円」と相場が跳ね上がっている。
通常、おもちゃ屋に売っているカードパックは、5枚で150円である。
一枚あたり30円。それが5000円に!?


「こんなの買う奴おるんかいな・・・?」
と、そこに遊戯王のカードを持ったお子様達が来た。
ショーウィンドの中のカードの事について、なにやら喋っているらしい。
少年1「おい、これ見ろよ。」
少年2「あ、○○××(レアカード)じゃん。」
少年1「△,△△△円だってよ」
少年3「ウソ!安いな〜。」
安いのか!?

少年1「あ、このカード(レアカード)オレ持ってるぜ!」
少年2「え、本当!?」
少年3「売っちゃえ売っちゃえ〜。」
もし本当に売り払ったら夏目さんが確実に手にはいるな・・・。
近頃の子供って・・・。


その後、子供を7人ぐらい引き連れたお母さんが、
この遊戯王ショーケースの前で、こんな名言を言った。

「似たようなカードなのに、何でこんなに値段が違うの?」
ごもっとも。